SDD(Sleep-Driven Development)

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macOS SierraでKarabinerが使えないときの応急処置

9/21にmacOS Sierraが正式リリースされました。

私も勇んでアップデートしたのですがやはりいろいろ問題があったり(ログインパスワード勝手に変えられたりGoogle Chromeがバグっぽい挙動したり)

その中でも特に困ったのが Karabinerが使えない

macOSのUSキーボードユーザーにとっては致命的です。

これの回避方法は他のアプリを使うなりすればいいのですがKarabinerの公式サイトを見たら単純なキーの変更を行えるKarabiner-Elementsというものを開発中らしい。

今回はそのKarabiner-Elementsを使ってとりあえずかなを使えるようにしてみました。

インストール

まずはインストール。

https://github.com/tekezo/Karabiner-Elements

のページにある

https://pqrs.org/latest/karabiner-elements-latest.dmg

からイメージファイルを落としてきます。

インストール自体は他と変わらなくハイハイ押せばいいのですが、最後に外付けキーボード使ってないのにキーボードが見つかりません的なウィンドウが出たら何も押さず閉じちゃって大丈夫です。

設定ファイル

インストールが終了したら設定ファイルを書きます。

設定ファイルの置き場所は~/.karabiner.d/configurationです。なかったらたぶんKarabiner-Elementを起動すれば作られるはず。

最初はconfigurationの中身は空っぽなので適当にターミナルから

vi ~/.karabiner.d/configuration/karabiner.json

で設定ファイルを作成します。そして試しに

{
    "profiles": [
        {
            "name": "Default profile",
            "selected": true,
            "simple_modifications": {
                "caps_lock": "japanese_kana",
                "right_shift":"japanese_eisuu"
            }
        }
    ]
}

と編集して保存してみてください。

そうするとcaps_lockで日本語入力が、右Shiftキーで英字入力ができると思います。

現在はまだ開発途中で単純なキーの入れ替えしかできないようなのでKarabinerのようにCommandキー1回押すと日本語入力みたいな器用な真似はできません(たぶん)。

なので個人的に使わないキーであるcaps_lockと右Shiftキーに英語日本語キーを割り当てました。

他のキーに割り当てたい場合は

https://github.com/tekezo/Karabiner-Elements/blob/master/src/share/types.hpp

にキーの割当一覧が乗っているので適宜変更してください。