SDD(Sleep-Driven Development)

睡眠の重要性!!睡眠の重要性!!

Linuxに移行した話

この前macOSをアップデートしたところOSが飛びました。

まあOSが飛ぶのは別にいいのですが(よくない)、そのころはRootでログインできたりデグレってたりしていてmacOSに対する信仰心が薄れていたのと、ちょうどLinuxについての記事を多数見ていたので思い切ってLinuxに移行してみました。

その環境がようやく落ち着いてきたので備忘録代わりに。

環境

  • MacBookPro mid 2015(Core i7, RAM16GB, 512GB PCIeベースフラッシュストレージ)
  • Ubuntu 17.10

Ubuntu17.10はBIOSを破壊する致命的な不具合がありましたが、幸いにもMacBookProだったので免れた。

主にインストールしたアプリは以下。

i3-gaps

screenshot from 2018-01-03 17-34-05

いくつかのLinux記事で気になっていたタイル型のウィンドウマネージャであるi3、の改良バージョンであるi3-gapsを使っています。

タイル型ウィンドウマネージャはいくつかありますが、最近の記事は大体i3という印象だったのでi3、その中でもウィンドウ間の隙間を開けられるほうが個人的に好きなのでi3-gapsを選びました。

ウィンドウが重ならないので便利ですが世の中がウィンドウが重なる前提なのでたまにバグっぽい挙動をして辛い。

Compton

コンポジット型のウィンドウマネージャ、らしい。

i3のデフォルトだとウィンドウの透過ができなくて透け透け好き派としては微妙だったので導入しました。

アプリケーション毎にウィンドウの透過設定を変えられてめっちゃ便利です。

screenshot from 2018-01-03 18-16-26 ↑が導入前

screenshot from 2018-01-03 18-16-58 ↑導入後

(Google Cromeを透けさせたらさすがに見づらかったので透過設定をしてない) 透け透け好きには最高。

Polybar

screenshot from 2018-01-03 18-22-29

トップバー。i3にはデフォルトでバーは付いてくるのですが、こっちのほうが自由度が高い?らしいので導入。

シェルスクリプトとか使えるらしいですがまだ良くわかってないのでこれで放置。 どんなに充電しても95%止まりだったりボリュームが明らかにずれていても放置。

rofi

peek 2018-01-03 18-29 macOSで言うSpotlight。これもまた自由度が高くてシェルスクリプトとか使えるので重宝しています。

i3wm-themer

カラースキーマ。結構種類があって私はその中で暖色系のColorsを使っています。

環境構築用のシェルスクリプトもあるのですが、中途半端に不発だったのが残念。

ただGtk+のメニューバーの色やウィンドウの閉じるボタンのアイコンまで変更できるのは本当に便利。

ちなみにVimのテーマはなかったのでDespacioを使っています。

Terminal

ターミナルはUbuntuをインストールしたときにくっついてきたGnome-terminalを使っていて、エディタはVim、ShellはFishを使っています。

特にこだわりはないのでVimとかは(テーマを適用したくらいで)ほぼプレーン、、、なはずです。

JetBrains Toolbox

私はJetBrains信者なのでLinuxでもJetBrainsのIDEソースコードをがしがし書いています。

ぶっちゃけあまりタイル型のウィンドウマネージャと相性よくないですが、起動が心なしか早いのと、Linuxでも使える高機能IDEなのでずっと使い続けると思います(信者並感想)

Visual Studio Code

主にざっと確認したいけどVimだとちょっと辛いときに使っています。

軽い割に無駄に対応言語が多く、シンタックスハイライトのおかげで見やすいので重宝しています。

また、卒論でLatex書いてたときは大変お世話になりました。

Latex Workshop Extensionがなければ諦めていたと思います。卒論。

Typora

peek 2018-01-03 18-36

マルチプラットフォームなマークダウンエディタ。主にメモ用途に使っています。

2018年1月現在はβ版でその間は無料で使えるらしい?です。

テキスト+プレビューではなく、書いていくそばから変換されていく形式なので横幅をあまり使いたくない自分には便利。あとcssで見た目を変えられるので周りの色に合わせた感じにしています。

また、rofiと合わせて新規作成したりメモったファイルを開けるようにしています。

まとめ

最近「Linuxええで」という声をたまに聞くので思い切って移行してみたのですが、最大の学びは「WindowsmacOSはすごかった」でした。

i3wmは必要最低限の機能しかなく、Ubuntuにくっついてきたgnome-xxxが大活躍しました。それでもいくつか辛い部分があり、特に

が致命傷な感じです。

ただこれらも設定していけば解消するはず(トラックパッドは微妙だけど)であり、そこいらへんがLinuxの楽しいところだと思いました。

これからもLinuxを改造していき、どんどん便利(カオス)にしていきたいです。

最後に、設定ファイルもろもろをgithubに上げました。

ubuntu-i3wmというディレクトリが悪戦苦闘のあと設定ファイルの数々です。

誰かの参考になれば幸いです。

ただし、環境構築しながら書いたせいで何かおかしな部分があるかもしれません(現時点でいくつか見つけたのであとで修正します。あとで・・・)

また、INSTALL.mdにあるシェルスクリプトは適当に書きなぐっただけでテストもしてないので絶対にそのまま実行しないでください。途中でエラーで止まって地獄をみます。

では、楽しいLinuxライフを。